桑茶を飲むタイミングはいつがいい?食事の前に飲むのか効果的?

桑茶を飲むタイミングはいつがいい?食事の前に飲むのか効果的?

桑茶

桑茶と聞いても馴染みがなく聞いたことない方も多いかもしれませんが、最近再注目されているお茶が桑茶なんです。桑茶は青汁などに含まれている栄養素が豊富に含まれているお茶なんです。

 

桑茶の様々な栄養素が含まれており、私たちのカラダに及ぼす様々な効能が注目されています。しかもノンカフェインなので、小さなお子様からカフェインの摂取を制限している方にもオススメです。

 

ただ、どうせ飲むのであれば効果的な飲み方をしたいですよね。今回は桑茶を飲む効果的なタイミングについて紹介させていただきます。


桑茶ってそもそもなに?

桑茶

桑茶と聞いてもあまりピンとこないという方は多いかもしれません。私もカフェインレスの飲み物を探していて、初めて桑茶について知りました。

 

桑茶と言うのはその名の通り桑の葉から作られているお茶です。桑の葉は日本各地に自生するクワ科の落葉樹です。蚕のエサとして古くら使われてきた植物です。

 

桑の葉は蚕のエサとして以外に、お茶としても飲まれていました。桑の葉は漢方で使われていたり、市販の青汁にも使われたりしています。

 

スポンサーサイト

桑茶に含まれている成分は?

桑茶

桑茶にはカフェインが入っていません。そのため、妊娠中の方や授乳中の方でも安心して飲むことができるお茶です。

 

その外にもカラダに良い成分が多く含まれています。桑の葉に含まれている成分としては以下のようなものがあります。

 

デオキシノジリマイシン(DNJ)

デオキシノジリマイシン(DNJ)は桑の葉にしか存在しない成分で、糖質の吸収を阻害して、血糖値の上昇を抑制してくれます。糖尿病の対策やダイエットにも注目されている成分です。

 

ビタミンB1

ビタミンB1は炭水化物をエネルギーとして消費するためには欠かすことのできない栄養素です。

 

ビタミンB1が不足してしまうとエネルギー代謝が上手くできなくなり、疲労が溜まってしまいます。また、食欲不振などの原因にもなる可能性があります。

 

ビタミンE

ビタミンEは4種のトコフェロールと4種のトコトリエノールの合計8種類の化合物の総称で、強い抗酸化作用があることが知られています。

 

抗酸化作用があり、老化防止効果が期待できる成分です。前立腺がんや胃がんなどの予防に効果的だということもわかっています。

 

食物繊維

食物繊維は体内に吸収されませんが、健康のためには重要な役割を果たしていて、第六の栄養素ともいわれている成分です。

 

食物繊維は食後の血糖値の上昇を抑える効果があります。また、腸内環境を整える効果もあります。

 

ルチン

ルチンはポリフェノールの一種で、高い抗酸化作用がある成分です。ビタミンCの吸収を助けてくれる作用があり、老化防止効果があります。

 

その他にも鉄分やカルシウムなどのミネラルも含まれています。カルシウムは牛乳の約5倍、鉄分はしじみの約2倍含まれています。


桑茶を飲むのはどのタイミングが効果的?

桑茶

桑茶には前述の通り多くの栄養素が含まれています。DNJやビタミンB1、ビタミンE、食物繊維やミネラルが豊富に含まれており、様々な効果が期待できます。

 

では、その効果をより発揮するためにはどのタイミングで飲むのが一番効果的なんでしょうか?

 

桑茶の肥満予防効果や糖尿病の予防という効果を期待して飲む場合、一番効果的なタイミングは「何かを食べる前」なんです。

 

なぜなら、桑茶の特有の成分であるDNJを食べ物を体の中に入れてしまう前に体に入れることが重要だからです。

 

このDNJとブドウ糖はとてもよく似た形をしています。DNJを摂取するとカラダがブドウ糖と間違えることで、糖の吸収を抑えて血糖値の上昇を抑えることができます。

 

糖の吸収を抑えてくれることで肥満の予防効果が期待でき、糖尿病の予防効果も期待できます。ですので、何かを口にする前に桑茶を飲んでおくことが必要なんです。


まとめ

桑茶は多くの栄養素が豊富に含まれており、様々な効果が期待できます。中でも肥満予防糖尿病の予防効果が期待されています。

 

その理由としては桑茶に含まれているDNJという成分が関係しています。DNJは桑の葉特有の成分で、他の植物にはない成分だといわれています。

 

DNJを何かを食べる前に摂取しておくことで、肥満の予防効果や糖尿病の予防効果が期待できます。ですので、桑茶を飲む場合は何かを口にする前に飲むようにしましょう。

 

肥満は様々な病気の原因にもなるといわれています。肥満予防をして、いつまでも若々しくいるためにも桑茶を飲んでみてはいかがでしょうか?

page top